分足チャート 2005 1 12
板情報だけで売買するのは、無理があります。
頭の中で分足チャートを描けるという人は別にして、
普通の人は、分足チャートを使うべきです。
たとえば、昨日、こんな例がありました。
分厚い「売り板」を突き破って上昇した銘柄がありました。
しかし、そこが天井となりました。
分足チャートで見てみると、
分厚い「売り板」を突き破った時点は、
急上昇がピークとなった時点です。
こうした天井つかみを防ぐには、
やはり、買う前に、分足チャートを確認すべきです。
運動神経に自信のある人は、
板情報を中心にして、買う時に、分足チャートを確認する。
運動神経に自信ない人は、
分足チャートを中心にして、買う時に、板情報を確認する。
そういうわけで、デイトレーダーの場合、パソコンは、2台必要だと思います。
さて、今日も、9時半前後に、波乱がありました。
日経平均株価が9時半前後に下落したのは、予想どおりとしても、
10時前に、また下落したのは、予想外だったでしょう。
日経平均株価に影響されやすい新興市場の銘柄は、
思わぬ「波乱」となったでしょう。
だからこそ、新興市場の銘柄を、日経平均株価に連動させるのは、やめるべきです。
ただでさえ、新興市場の銘柄は、値動きが激しく、不確実性があるのに、
日経平均株価という要素が加われば、一層、不確実性は増します。
新興市場の銘柄は、魅力ある銘柄が多いのです。
だからこそ、なるべく不確実性を取り除いて、
みんなで儲かるシステムにすべきです。
一部の人だけ儲かって、
大部分の人が損をしているという相場は、よくないのです。
こうした相場では、損をしている人の一部が、テロを起すかもしれません。
相場を乱高下させるというテロです。
いつも損をしている人は、やけになって、無謀な売買をするでしょう。
それが、相場を乱高下させるでしょう。
こうしたことにならないように、
みんなで儲かるシステムやルールを作るべきです。
これが、市場の健全化というものです。
それから、初心者配慮を考えて、手荒な動きは、やめるべきです。